経験技術者へのインタビュー

工学部卒

設計4課長 N.K

2006年入社

総合的な視点で設計する水分野

CHAPTER 01

外水、内水を
総合的に捉えた対策

私の担当は、外水と言われる河川や砂防の設計と、内水と言われる排水路や調整池の設計の大きく2つから構成さ れる水関連の分野です。
昨今、ゲリラ豪雨による河川氾濫 や土砂災害などの被害は深刻化の一途をたどっており、国の方針から外水、内水を総合的に捉えた対策が重要になってきています。そのため、両分野に精通した技術者集団で計画できることは藤コンサルの強みでもあります。
CHAPTER 02

知識に終わりはない
自然相手の仕事

水分野は、「雨」を相手に生じる現象の解決なので、現場環境は多種多様です。ひとつとして同じ現場はなく、そして、設計も答えがひとつではありません。だからこそ学び続けることが必要不可欠であり、そして日々新たな知識を得られることは喜びでもあります。たとえば水理学を極めれば、水の力やエネルギーの影響を最大限に考慮した設計ができますし、河床変動の解析まで踏み込めば、河川の細かな変化にも対応できると思います。自然の営力を受け取るために、これからも進化し続ける技術の可能性を考えるとワクワクしてきますよね。
また私たちの仕事の多くは、災害が起こったときにようやく成果が現れることも特徴のひとつ。幸いなことに、自身が設計したものが被害の原因にはなっていませんが、そんな仕事だからこそ 顧客 おきゃくさまからの評価を得るために、仕事のプロセスにも徹底的にこだわっています。

CHAPTER 03

河川の全体計画から
関われる会社に

今は 顧客 おきゃくさまからのオーダーに確実に応え、設計を行い工事に出すまでを担当していますが、それはあくまで大局の一部です。本当の意味で自然と向き合い、より良い社会に貢献していくために、今後は河川の全体計画など、もっと上位計画から参加できるような会社にしていきたいですね。そのためにも 日々同じことを繰り返すのではなく、常に学び続ける姿勢を忘れず、プロセスにこだわりながら、一つひとつの仕事と 顧客 おきゃくさまに対して真摯に向き合う、この継続こそが大きな飛躍への近道だと信じています。

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